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ひかる 藤田

【PA-Day】冬だからこそ、集まれ~!

更新日:2019年9月6日


はじめまして!J Athletics CanadaサッカースクールにてU9.10を担当しているヒカルコーチです。

2月15日(金)、J Athletics Canadaは「PA Day×スポーツ×日本語」を開催いたしました。

わたし自身、このPA-Dayのイベントに関わるのは初めてで、カナダ歴のまだ短いわたしにとっては、「PA-Dayとは…?」というところからのスタートでした。

先のブログにも書いてあるとおり、トロントでは子供達だけで遊ぶ環境が限られていたり、冬の寒さが厳しい中で、どのようにして子供を元気よく遊ばせたらよいのか悩んでおられる親御さんも多いことと思います。

このPA Dayの活動を通して、いつもとは少し違った特別な環境で、子供たちが元気よく笑顔でスポーツに取り組んでいる光景を創り出せれば、コーチ陣としては嬉しい限りです。


そして今回のPA Dayは、特別企画として、【アクティビティ】×【スケート】をテーマに、なんと!オリンピックに2大会連続(2014ソチ、2018平昌)で出場したアイスホッケー日本女子代表、鈴木世奈選手を講師に迎え、スケーティング講座も開催いたしました!!写真とともに、当日を振り返ります。


まずは体育館でのアクティビティ。鈴木世奈選手も参加し、自己紹介を兼ねたアイスブレーク。賑やかな活気あふれる空気でスタートしました。

今回は走ることの多いアクティビティでしたが、ただ思い思いに体を動かすのではなくて、頭を使いながら走る方向を決めたり、判断を要する練習を取り入れました。ボール、頭、体、声、視覚、使えるものは全部つかったアクティビティになりました。

最後にはみんな大好き巨大風船!を使ったバレーボール。なかなか思うように飛ばず、難しそうでしたね。でもみんな最後まで一生懸命やってくれていました。



今回のPA-Dayには、8才~13才のスポーツ・キッズがたくさん参加してくれました。5歳~13歳ごろまでの時期は、ゴールデンエイジと呼ばれ、体の動かし方や技術など、体で経験したものの吸収がとても早く、運動神経が急激に上がりやすい重要な時期にあたります。


 そしてその中でも最も効果的なのが、今回取り入れた鬼ごっこなどの「遊び」です!

遊ぶことによって、子供達が楽しみながら体を動かし、無意識のうちに運動神経を発達させていきます。運動神経アップのカギは、「楽しみながら体を動かす」です。昔の外遊びは理にかなっていたんですね。





今回のアクティビティでは、子供たちが笑顔で取り組んでくれたことがとても印象的でした。

今回参加してくれた子たちはカナダで生まれ育っている子がほとんどで、鬼ごっこ、どろけい、缶けりなどわたし達がやってきたような日本の遊びに触れる機会も、限られていたことと思います。

今回みんなでやったことを持ち帰って、もう少し暖かくなったら学校のみんなに教えてあげて、一緒にやってみるっていうのも、とてもいいのではないかなと思います。絶対楽しめると思いますよ! そして体育館パートが終わったあと、いよいよアイススケートのアクティビティに移ります。

みんな、当然のようにMyアイススケートを持っており、さすがトロントっ子!と思ってしまいました。着替えを済ませ、いざ、アイスリンクへ…!しょうたコーチ、ヒカルコーチともにアイススケートは人生2~3回目。どうなることやら。。




ここからは世奈コーチのもと、基本の姿勢、滑り方、氷上でのストップの仕方などを学びました。

そして本当に、子供達みんなうまい!!スケートに通っている子はもちろん、参加したほとんどの子は難なく滑ってました。そしてレッスンの中でも、しっかりと上達していました。短時間での吸収の速さは、やはり恐るべしです。


一方、アイスリンクに降り立ってから、学ぶ側になったしょうたコーチとヒカルコーチは、世奈コーチや周りの子供たちに応援されながら、それでも一日で着実に上達したと感じました。教え方がうまいんだろうな~。


その後、氷上での「だるまさんが転んだ」で盛り上がり、最後にチームに分かれてリレーをしました。みんな頑張ってました!






現在CWHLのToronto Furiesに所属しており、チーム唯一の日本人として活躍している世奈選手。

オリンピックにも出場しているトップアスリートのコーチに直接教えてもらえる機会は、そうそうないとても貴重なものです。子供たちにとって今回のこの経験がどうつながるか、とても楽しみです。最後には世奈選手からみんなへプレゼントがあり、大盛り上がりのうちに幕を閉じました。

今回、スポーツの競技の枠を超えて交流できたことはわたし個人としてもとてもいい経験になりました。子供の頃からサッカーばかりしていた自分にとって、ひとつの競技にとらわれないで、様々なスポーツができるトロントは羨ましくもあり、とてもいい環境だと思います。

また世奈選手のように、トロントで活躍している日本人の方は多く、また価値ある機会を創り出せるのではないかと感じております。

最後になりましたが、わたし達は「スポーツは武器になる」というスローガンのもと活動をしております。

各々が考えるスポーツをすることのメリットはたくさんあると思いますが、わたしが考えるスポーツのいいところは、課題を克服し乗り越えた先に、強くなった自分に出会えることだと思います。


 最初は楽しくて始めたものでも、少し上手くなると、もっと上を目指したくなるものです。上を目指していく過程で必ず壁にぶつかることもあると思います。そこで工夫し、時には仲間と協力したりして乗り越えていくことで、強さを身に付けることができる。

スポーツを通して培った強さというのは、社会を生きていく上で大きなアドバンテージになると信じています。そしてこれはどの年代でも言えることだと思います。


 昨日できなかったことが、今日できるようになると、とても嬉しいものです。その積み重ねが自信になり、いつか大きな壁を越える力になると思います。スポーツは子供を急激に成長させてくれるものです。

今は夢中になれるものを見つけて、楽しいものを全力で楽しむということが大事だと思います。そして私たちはこれからも、子供たちが夢中になれる場を提供し続けていきます。

最後になりましたが、今回、企画・協力していただいた全ての関係者の方々、本当にありがとうございました!


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